東京都品川区旗の台・分譲住宅B号棟
オーダーキッチンと注文家具

東京都品川区旗の台・分譲住宅B号棟 注文家具 [2011]

建設途中にお客様がこの住宅を購入された直後からオーダーキッチンを希望されていました。TOYO KITCHENBAYというシリーズです。一緒にショールームに行きながら打合せしてこのデザインに落ち着きました。

その後、BAYとは別にオーダー家具をご依頼頂きました。キッチンのデザインに合うようなカップボードをご要望でした。カップボードのカウンターと吊り戸の間は透明なガラスモザイクタイルを貼っています。カップボード製作は西崎工芸さんにお願いしました。

弊社の家具設計料と西崎工芸さんの制作費を合わせると結構良いお値段になってしまうのですが、お客様には大変満足して頂きました。

旗の台B号棟造作家具 (2)

扉や引き出しを締めるとき、バタンと鳴らず、閉まる直前でゆっくり静かに閉まります。扉も引き出しも同様の仕様になっています。

カップボードの引き出しはキッチン前の通路の邪魔にならないように、取っ手の無いデザインで、「ブルモーションタンデムチップオン」を入れました。

引き出しの前板を押すと扉が少し飛び出してきます。吊り戸には「耐震ラッチ」と開き扉用の「ブルモーション」を入れてあります。閉めるときの衝撃音がないのです。

収納としてはかなりの容量が確保できました。
料理を作る環境がばっちり整うと、やる気が変わってくるというものです。

旗の台B号棟造作家具 (1)

カウンターの上からコードを通して、下のごみ箱スペースの裏にあるコンセントに配線できるようにしました。天板はステンレスの「バイブレーション仕上げ」。背面の壁にはガラスモザイクタイルを貼りました。

棚の右側にはご主人チョイスの冷蔵庫がぴったり入るように設定しました。家と同様に長く使い込んで頂ければと思います。

オーダーキッチンや家具も、しっかりと考えて作り込めばインテリアには欠かせない魅力的な存在となります。