川の魅力の再発見 「ハニカムブリッジ」

 「新時代の橋梁デザイン」コンペ応募案

都心において川というのは、最も遠くを見通せるインフラだということに気づきました。看板や信号がないため、道路以上に遮るものがない存在で、たとえば目黒川などは見通した空間の両側に桜並木が広がり、当然中央には川が流れているため、橋というのは自然物に豊かに囲まれた空間だと思います。ハニカムブリッジ

そこで橋が一般的に点と点をつなぐように架けられるのに対して、面的な広がりをもたせたら川の上の広場のような使い方できるのではないかと考えました。周辺にある様々な飲食店から自由に持ち寄って過ごせるような場所を構想しました。