東京都東村山市ハウスメーカー
ショールーム兼オフィス改装

東京都東村山市ハウスメーカー
ショールーム兼オフィス改装 [2010年]

引っ越し先のオフィスビルの1、2階を丸ごと改修しました。ハウスメーカーさんの自社デザイン計画にあたり、ショールームだけでなく、オフィスの設計コンセプトから一連のトータルデザインを御依頼頂きました。
1階がエントランス、及び展示ルーム
2階は左側がミーティングスペース、右側が事務所部分となっています。
東村山市オフィス改装計画 (2)

ミーティングスペースをダイニングキッチンのように作りました。お茶をいれるだけ、というようなミニキッチンではなく、本格的なキッチンを入れました。スタッフだけでなく、時にはお客様と一緒に軽い食事を作りながら和気あいあいと打ち合わせが出来るようなスペースです。
東村山市オフィス改装計画 (3)

そのようなアットホームな雰囲気で、家を作りたいお客様の「本音」や「素の声」が自然に出てくれば、と考えました。お客様と一緒に楽しい打ち合わせ時間が過ごせると思います。このアイディアは快諾いただけてとてもうれしく思いました。ハウスメーカーだけに実際のキッチンやダイニングの作りに近づけているのがポイントです。つまり実演できる展示場にもなっているのです。
東村山市オフィス改装計画 (1)

事務所部分から見たところ。事務スペースの周りにはカタログやサンプル置き場となる書棚を配置しました。書棚がパーテーションの代わりになっています。目線を隠すだけでなく、資料にパッとアクセス出来ます。通路の部分の棚を使って、おすすめの建材を置くとお客様にも積極的に話に乗っていただけそうです。

写真の下に見えている階段を使って、お客様を1階からエスコートしてくるわけですが、ミーティングスペースが2階の一番奥にあるでしょう?これはもちろん意図的な構成です。打ち合わせスペースだけでなく、全社的に取り組んでいる姿勢を見せた方が良いのではないか?という提案に御賛同いただいたので、このような構成となりました。お客様が事務所の横を通り抜けてミーティングスペースのたどり着きます。普通は逆でしょう?

この配置関係にしたのにはもう一つ理由があって、このミーティングスペースの位置が、向かいの道路や交差点からよく見えるのです。お客様とのミーティングの雰囲気も道行く人に感じ取って頂けるような配置計画です。
東村山市オフィス改装計画 (4)

ところが「全社的な取り組みを見せる」と御提案したものの、事務スペースはとかく乱雑になりがちなもの。そこでパーテーションとしての書架をホンの少しだけ浮かせました。定期的にお掃除ロボットが周回して隅々まできれいにしてくれます。環境をこまやかに整えるためのちょっとした御提案です。

ハウスメーカーさんから自社オフィスのデザインの御依頼を頂けるということは、うれしいですね!