伊豆の国市伝統芸能会館コンペ

伝統芸能の継承と観光の拠点施設のコンペ応募案です。

大きな影を重ねる」というコンセプトです。

この提案の主役は光ではなく影です。

日本の建築が培ってきた影の奥行きを重ねることで、芸能の稽古、発表、観光の賑わいまで受け止められる器をつくれないか。

湿り気を含んだ影、構造の軸組や庇からくる水平垂直の影、ふすまや垣根が生み出す平面重層的な影、、、こうした影のあり方は私たちにとって身近なものですが、あらゆる日本の伝統文化に影響を及ぼしてきたものであり、私たちの感性の源になっていると思います。

様々な伝統芸能の「活動と発信の場」とするために日本の「影」が持つ文化的な許容力を活かした建築にしたいと考えました。影を透かして見える源氏山を背景に、様々な活動が生き生きと展開されるような施設を目指しました。

伊豆の国市伝統芸能会館 (6)

伊豆の国市伝統芸能会館 (9)

伊豆の国市伝統芸能会館 (2)

伊豆の国市伝統芸能会館 (8)

伊豆の国市伝統芸能会館 (3)

伊豆の国市伝統芸能会館 (4)

伊豆の国市伝統芸能会館 (5)

伊豆の国市伝統芸能会館 (12)会館のピロティ内では、フリーマッケットや出店など地域の交流の場として機能します。

伊豆の国市伝統芸能会館 (11)

薪能(たきぎのう)とは、かがり火を焚いた野外の舞台で、能や狂言を演じる伝統的な芸能のことですが、こうした演舞も催されます。

伊豆の国市伝統芸能会館 (10)一般的な施設と異なり、夜の趣も楽しめる文化施設として提案しました。

[ 2013年 ]