暫定的に5年間ぐらいだけ、仮設的に使用する想定で、ローコストでありながら機能的なオフィスビルが求められました。社内の一部の部署が使用する想定です。
軽量鉄骨造3階建てで、100mm角の鉄骨柱で成立しています。前面にブレースが入っていて、ちょっと見た目に邪魔な感じもしますが、ラーメン構造にすると一気に単価が跳ね上がるので、コストを押さえる場合はブレース構造のほうが良いのです。
土地柄上、店舗への夜間の落書きが非常に多い地域なので、面的な外構を無くし、フェンスと電動門扉によって落書きを防ぐという考え方です。

ここがこの建物のユニークなところで、メラミンの壁にして、ホワイトボードの代わりに使います。可動パネルも設置される予定です。
大量の商品を扱う会社なので、大量の情報が飛び交います。
ホワイトボードのメモによってチームごとに情報共有したり、思考をブラッシュアップするといった使い方が想定されています。ネットワークによる情報共有全盛の昨今ですが、しかしそれとは全く異なる結果が生まれると容易に想像できます。
インテリアが思考のための装置として機能しています。
竣工年:2014年
Photo : Ishii Atelier









