一人暮らし用の平屋の計画です。
計画地は東京郊外の住宅地。
アパートやマンションじゃなくて、平屋だからこそできることってなんでしょう?
上に空があるかないか?
これって戸建てならではの魅力の一つだと思います。
大きな部屋には大きな屋根を、小さな部屋には小さな屋根を掛けました。
そして各部屋にトップライトを入れました。
この屋根のトップライトは、ガラスで出来た「ガラス瓦」なんです。
将来的なことも考えて、敷地の空いている場所に、 同じパターンで増築できるスペースを残しました。
↑ ここ
お仕事をされているので日中は家に誰もいません。また、住宅密集地に建つことから、防犯性やプライバシーを守るため、横方向は可能な限り、閉ざしています。
しかし、室内はトップライトの光で充たされています。
人目を気にせず、明るい空間の中でのんびりと過ごせます。
一人で暮らす時間を、もっと心地よく、前向きに楽しめる住まいを考えた平屋の計画案です。
これから増えていく一人世帯にとって、戸建て住宅はどんなかたちがふさわしいのか?
一人で暮らすことの自由さや、平屋ならではの安心感について、丁寧に考えた住まいの提案です。
敷地は住宅が建て込んだ環境を想定しています。
外からの視線や防犯に配慮し、横方向の窓は最小限に抑えました。
その代わり、各部屋の屋根にはガラス瓦のトップライトを設け、
空の明るさをやさしく室内に取り込んでいます。
視線は遮りながらも、昼間は自然光で気持ちよく過ごせる平屋です。
平屋は、生活のすべてがワンフロアで完結する住まいです。
この家では、住み手が少しずつ手を加えながら、
自分の暮らしに合わせて育てていける余白を大切にしました。
敷地の一角には将来のための空きを残しています。
在宅ワークのための小さな部屋や趣味のスペースなど、
暮らしの変化に合わせて、同じ屋根のリズムで増築できることを想定しています。
「今は一人」でも、「これから先」を柔軟に受け止められる平屋です。
小さな家だからこそ、暮らしに目が行き届き、
日々の時間が少しずつ愛おしくなっていく。
そんな思いを込めて、「愛しい家」と名付けました。






