超断熱の家:上棟2日目です。
下に床が凹んでいるところはルーフバルコニーです。
この物件で最も肝の一つである、「斜め上り梁」に施工に加わっていただきました。
工務店社長が来ると、現場の気合いや雰囲気が変わるのを感じます。
敷地が台形のため、斜め梁に直交して登り梁がかかる、というイレギュラーが生じます。
24mm合板を屋根全面に貼って、屋根の水平構面を固めます。
梁はすべて斜めカット加工されて、合板がピッタリ載るように計算されています。
職人さんたちがひょいひょい登っているので、すごいなあと思います。
、、、怖い、、、。
設計の意図通りの内観になりそうです。
東の朝日を取り入れつつ、空を切り取る窓を想定しています。
(本件では実験的に東面だけ、外付けブラインドを設置します。
不要であれば開け閉めしないで、必要とあらば南面にも設置します。)
ちなみにパッシブ設計では東西の太陽は要注意とされています。
夏における、室内の高温化、及び冷房負荷の増大につながるからです。
でも、VITにとって、朝日をしっかり取り込むことは、大事なデザインの一つです。
朝日は一日のはじめに太陽からもらえる「元気の源」です。
今日も一日がんばるぞ!って気分になります。
弊社にとっては、こういうことも大事なんです。
「温熱基準」を満たば、それで良いわけではないんです。
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そろそろ日も暮れ始め、本日の工程を終えてブルーシートを掛けます。
こういうのを「養生」といいます。
体を休めることを「養生」と言いますが、「現場をいたわる」という言葉でしょうか?
昔の人のネーミングは含蓄があります。
ちなみにこの家は耐震等級5相当です。
すなわち建築基準法が定める強度に対して、2倍の強度があります。
100年耐久の家を目指すなら、このぐらいの強度がほしいです。
(もしくは耐震等級3+制振装置等)
国の基準は「倒壊しないこと」を目指して体系付けられていますが、
弊社は大震災後も「住み続けられること」を主眼においています。
続いて屋根、床断熱の1層目の断熱材である、ミラフォームλ(ラムダ)を入れていきます!