環境を逆爆発的に取り込む 「アインシュタインの家」

第12回エス・バイ・エル住宅設計コンペ応募案

このコンペは歴史上の人物を取り上げて、その人生や考え方、作品を通して考えられるコンセプトを空間化するという趣旨のコンペです。作品はリアリティーに欠ける提案も出てきますが、それは問題ではありません。純粋にコンセプトの組み立て方や空間にする際の発想を競うようなコンペです。

松之山のコンペ(※文末参照)で、中心から環境に無限に拡散していくような、周囲に爆発的に広がっていくような空間コンセプトを発想してから、この考え方が気に入っていました。もちろん原爆のイメージは子供の頃から誰でも目に焼き付いているわけですが、もっとポジティブな爆発というニュアンスで考えていたので、「アインシュタインの家」というテーマを見た時は、これだ!という思いで取り組みました。

アインシュタインの家

ちなみにこのコンセプトを展開した最初のコンペ案はこちら。↓

諸室を数珠つなぎに配置し、松之山の自然へ放射状に視線を開く構成を提案。自然科学と工学の間で揺れ動いた時期に、設計手法を見出すきっかけになったコンペ案です。