AKIM株式会社本社屋 研修センター・テニスコート編

テニスコート

ソフトテニス用のテニスコートは19mmの人工芝に特殊調整珪砂を敷き詰めています。
このテニスコートの下にはプラスチック製の雨水貯留槽があり、工場建屋の下部ピットなどと合わせて合計1773m3の雨水を貯めることができます。その上に保護シート、砂利、アスファルト70mmを敷き均した上に、接着剤やジョイントテープで人工芝をつなげながら敷き詰めています。
AKIM テニスコートと研修センター正面

照明ポールの下には直径800mm、深さ1.7mのコンクリート製の円柱型の基礎が埋まっています。照明ポールはケガ防止用にクッションを巻いてあります。ボールを追いかけていると激突する可能性もあり、目立つ色にしています。
AKIM テニスコートと車庫

テニスコートの地盤面は80~90cm下がっていて、ちょうどいい高さから見渡せます。テニスコート側からは1.5mの壁で囲まれた状態になっており、これ以上低く設定するとボールが飛び出す確率が高くなり、これ以上高くすると圧迫感が出てくる、、、といったギリギリを狙っています。
AKIM 車庫からテニスコートを眺める

テニスコートの中での平均照度は736lx(ルクス)です。JISに定める公式競技の必要平均照度は500lxなのですが、かなり明るめに設定しました。
※1 運動競技・陸上競技などの照明要件(JIS Z 9127)
AKIM 夜のテニスの練習風景
夕方になるとテニスチームに所属する社員さんたちが練習を始めます。全国大会に行く人達なので練習もハイレベルです。すごい気合いと集中力、、、。AKIM新社屋への移転を機に、更にパワーアップしそうです。

研修センター

コリドール

耐久性の高いサーモウッド(熱処理された木材)を使ったベンチです。ここから観戦できます。列柱はそれぞれ4本の柱で構成されていますが、455mmピッチの柱間に大臣認定の耐力壁を入れてあります。
AKIM 研修センターのコリドール

研修センターのエントランス内部

外からは2階建てのように見えますが、木造平屋です。一気に人数が入ることもあるので、高天井にして光を十分に取り入れています。電動ブラインドで調節できます。
AKIM 研修センターのエントランス内部見上げ

この空間は言ってみればリビングのようなスペースで、ミーティングだけでなく社外のテニス仲間と一緒にくつろぐ場所でもあります。
AKIM 研修センターのエントランス内部見上げ2

奥には更衣室とシャワールーム、テニスバッグの収納や、倉庫が配置されています。
AKIM 研修センターのリビング全体

キッチンスペースもあって、ここで本格的な料理が作れる設備も備えています。
AKIM 研修センターのリビング全体2

屋外バーベキュースペース

屋外にはバーベキューができるスペースと設備が用意されています。テニスの練習日や休日に楽しい時間が過ごせそうです。
AKIM 研修センターのバーベキュースペース

Photo : Rio Kurosawa


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工場の全体イメージを共有するため、企画の初期段階からパースをフル活用しました。
埼玉県東松山市に2018年8月に竣工した工場新築計画である「アキム株式会社 本社屋」のメイン記事です。
アキム本社屋の附属施設です。守衛所や倉庫などがあります。
アキム本社屋の工場附属施設である研修センターとテニスコートです。強力な社会人チームを抱えるアキムさんの日々の練習を支える施設です。
アキムさんの本社屋竣工にあたり、ドローン撮影も行いました。「衛星写真」とも「航空写真」とも異なる、新しい視点を楽しんでください。
無数にある工場内の各諸室をピックアップして掲載します。工場内の安全面の工夫や、社長の社員への気配りなどが随所に散りばめられています。
アキムさんの本社屋の水廻りです。国内外から視察に来られるお客様も多いため、水廻りにも気を配りました。

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