新潟県松之山・自然科学館コンペ

新潟県十日町の松之山
松之山ステージ・自然科学館実施設計コンペ応募案

大学を卒業直後に応募した案です。今見返すと、ぎょっとするようなプラン、、、。松之山ステージ (1)

地方に建てる建物は自然の中に建てるので、敷地の輪郭が不定型であることも多いです。そのような不定型さを乗り越えて、環境に配置し、松之山の自然と調和を図ることがテーマとなりました。求められているスペースを部屋のブロックとして、数珠つなぎで配置するというプランです。中心から各部屋を通して、パノラマ状に松之山の風景を取り込む、森の活動施設として考えた。

「数珠つなぎモデル」によって、地域参加型でワークショップを開いた際に、公共施設のあり方を議論するツールとなることを想定しました。公共建築を考える際に、わかりやすくシンプルなモデルを提示することで、人々と前提条件や内容を整理・共有し議論を進めことができるという可能性に気づいたコンペでした。

松之山ステージ (2)

  松之山ステージ (3)

このコンセプトの発展形がこちら。↓

爆発とは一点から周囲に拡散する力ですが、周辺の景色を室内に逆爆発的に取り込む家のコンペ案です。