AKIM株式会社本社屋 内観編

2階メインホール
エントランスから上がってきたところです。左側の部屋は会議室です。

大会議室
このような大きな会議室や、中規模から小さなミーティングスペースまで、社屋のあちこちに分散して配置されています。

△Photo : Ishii Atelier

社長室
手前からソファ、打合せスペース、奥に社長のデスクが入る予定です。

工場メインルーム
この建物の心臓部で、工場の各所でつくられた部品が集合してきて、組み立てや調整を行います。列ごとに設置したブレーカーから配線が床下を通り、コンクリート枡へと分岐します。蓋のステンレス板は2分割されており、凹型に切り欠いたステンレス板と入れ替えて、どの方向からも電源を取ることが可能です。蓋の色の違いは取り出せる電気容量の違いです。床から電源を取り出せるので、ケーブルが室内を横断しません。機械の移動がしやすくなるだけでなく、足の引っ掛け防止など安全性が高まります。
※機械は特許技術の塊なので、モザイクだらけになっています。

クレーン室
工場で機械が完成したら出荷のフェーズに入るわけですが、ここで梱包します。クレーンはXY方向どちらにも可動し、位置の微調整が可能です。2.8tまで持ち上げられます。少しでも高く持ち上げられるように、ここだけ折り上げ天井にしています。荷捌き室は奥と手前での2重シャッターになっていて、冬の冷気や風が工場スペースに入ってこないようになっています。
実際に自分で操作して試しましたが、簡単に安全に動かせます。

設計開発室
フロアコンセントにはせず、タイルカーペットの隙間から配線を取り出せるようになっています。将来的な机の配置が変わる可能性もあるからです。この段階でOAフロア内にはすべての配線が仕込んであります。

設計開発室の図書スペース
過去の機械図面や資料を参照する場所です。

別館2階の管理室
資材などの購買を管理する事務所部分です。業者さんが手前のカウンターに来て、受け取りや手続きを行います。

渡り廊下前のミーティングルーム
大きな窓を手前と奥に設置し、視界制御フィルムを貼っています。

本館と別館をつなぐ渡り廊下

オープンなミーティングスペース

△Photo : Ishii Atelier

階段を登って3階に、、、

3階の棟屋部分
特に用途は決まっていないのですが、将来的な利用の余地を残したフリースペースとなっています。

別館搬入室
部品や資材が運び込まれる部屋です。ここで仕分けをしてから工場の各所に運んだり、右手の貨物用EVで2階の組み立て室に運びます。

2階組み立て室
壁の穴はブレーカーやエアーが仕込まれます。

本館2階の中央廊下
右側の壁面はニッチスペース(展示用の壁の凹み)をつかったギャラリーとなっています。左側の壁上部にはピクチャーレールが入っています。天井には主要諸室をなぞるように、一筆書きのライン照明を設置しました。トイレの突き出しサインも、新規にデザインしました。

△Photo : Ishii Atelier

このような男女のアイコンをデザインし、設置場所に応じてバリエーションを作りました。

食堂のステージ
食堂は社員全員の集合スペースを兼ねています。テーブルなどを移動させて大きく空間を取り、各種イベントに活用します。電動大型スクリーンとプロジェクターを備えています。モニターも同時に設置されます。

食堂
お昼休みに入り、社員の方が集まってきました。奥が厨房で並んでメニューを選んで受け取り、席に向かいます。

厨房設備はかなり充実しており、出来たての美味しい食事ができます。毎日違うメニューが提供され、これらは社員の健康に対する社長の配慮です。お昼をごちそうになりましたが、バランスの良いメニューで、とても美味しく頂きました。

窓際は奥行きのあるカウンターになっています。将来的に人数が増えたときなどに備えて、ハイチェア(座面の高い椅子)を用意することで、景色を眺めながら食事ができるスペースになっています。

※特記なき写真:Rio Kurosawa


AKIM株式会社本社屋の関連記事はこちらです。

アキム株式会社さんは精密機械部品を生産する機械を世界中に納めている企業です。工場の全体イメージを共有するため、企画の初期段階からパースをフル活用しました。
埼玉県東松山市に2018年8月に竣工した「アキム株式会社 本社屋 新築工事」のメイン記事です。
アキム本社屋の工場附属施設です。
アキム本社屋の工場附属施設である研修センターとテニスコートです。強力な社会人チームを抱えるアキムさんの日々の練習を支える施設です。
アキムさんの本社屋竣工にあたり、ドローン撮影も行いました。「衛星写真」とも「航空写真」とも異なる、新しい視点を楽しんでください。
無数にある工場内の各諸室をピックアップして掲載します。工場内の安全面の工夫や、社長の社員への気配りなどが随所に散りばめられています。
アキムさんの本社屋の水廻りです。国内外から視察に来られるお客様も多いため、水廻りにも気を配りました。